しゃかぽんのうんちく講座

剣豪の武蔵、戦場では弱かった?

剣豪の武蔵、戦場では弱かった?

 

剣の達人といえば、二刀流(にとうりゅう)の宮本武蔵!今もマンガやドラマのヒーローとしておなじみよね。佐々木小次郎を破った巌流島(がんりゅうじま)の決闘をはじめ、生涯で60回以上も戦って1度も負けなかったという大剣豪(だいけんごう)だけど、実は合戦では活躍できなかったらしいの。
島原の乱で一いっ揆き軍を鎮圧(ちんあつ)するため出陣した武蔵は、農民たちが石垣の上から投げ落とした石が足に当たり動けなくなってしまったといわれているわ。若い頃には西軍(石田三成)方について関ケ原の戦いに参加したけど、やっぱり大きな手柄は立てられなかったみたい。武蔵の時代の合戦は、やりと鉄砲が主役で、戦場ではチャンバラで勝負する場面はほとんどなかったらしいのよね。武蔵の剣がいくらスゴ腕でも、実戦ではそれを生かす機会はなかったのね。

巌流島

石田三成(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)

関ケ原の戦い(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)

 

 

 

 

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