キャップのリサイクル

日本のペットボトル回収率とリサイクル率は、世界でも最高水準。しかし、ペットボトルの数だけあるキャップはといえば、一部が燃料として活用されてはいるものの、ほとんどが不燃ごみとして処理されているのが現状です。
この捨てられているキャップを回収し、建材にリサイクルする、そんな活動があるのを知っていますか。これは鳥取県のエコマ商事という企業が、地元住民と共同で取り組んでいる資源循環事業です。回収したキャップを粉砕して、成形。色や木目も木にそっくりの素材を作り、公園のデッキやベンチの材料として利用しています。強度は木材の2倍で、雨風にも強く、何度でもリサイクルできるのが特長です。
同社では、04年3月からキャップの回収を開始し、3年半で660万個以上を回収しました。キャップ1万2千個でベンチ1台が再生でき、550台以上作れるキャップが集まっています。
キャップの回収にあたっては、公民館などに専用ボックスを設置したり、インターネットで呼びかけたりするなど、その活動の輪は全国に広がっています。

 

キャップの送り先
株式会社 エコマ商事
本社     〒683-0102
         鳥取県米子市和田町2166番地

詳細>>http://www.ecomawood.jp/